長女は小学3年生(8歳)。
最近「おっぱいが痛い」と言い出したんです…。
何?病気(゚д゚)!?
と心配したのですが、調べてみると、胸が発育してるときに痛くなるらしい。(私自身のことは覚えてない)
「むっちり」と「ぽっちゃり」が合わさっててよくわかんないけど、そうなんかな??
でも……早くない!?
もしかして、もうすぐ生理始まる??
どどどどどうしよーー!
てわけで、まずは親が勉強。本買いました。
「おうち性教育始めます」
では紹介します。
こどもへの性教育。どうしてますか?
みなさん、こどもへの性教育、どうしてます?
わが家では、こども2人が女の子なこともあり、今のところ割とオープンな感じです。
私が生理中も、一緒にお風呂に入るので、経血を見られることもあります。
「大人の女の人は、お股から血が出るときがあってね~…」
「赤ちゃんが育つベッドになっててね~…」
みたいな話は、今までもちょこちょこしてきました。
でも、「長女(小3)には、そろそろもう少ししっかりとした性教育が必要かも…」という思いもありまして。
- 生理のこと⇒済(軽く)
- 妊娠のこと⇒済(軽く)
- 性交のこと⇒まだ。ハードル高い
- 避妊のこと⇒まだ。ハードル高い
いつ伝えるのか、どう伝えるのか…悩んでたところ、ものすごいいい本に出合いました。
「おうち性教育はじめます」親向けの漫画で読みやすい
「おうち性教育はじめます」は、親が、性教育について学ぶための本です。
この本の良いところは、
- ゆるい感じの漫画でとても読みやすい
- 「性教育」の、とっつきにくい感じがない
先生は、なぜかめがねウサギですし(笑)
登場人物は5人。3~10才のこどもがいます。
みなさんそれぞれ、わが子への性教育について悩んでます。(性教育なんて必要ないって思ってるパパもいたり)
話は、ウサギ先生と、4人のママパパさんの会話方式で話が進んでいくので、とても読みやすい!
そして、このママパパさんの反応が、自然すぎて面白いんです。もう、共感しかない。
(↑こどものおしりをふざけて触ってはいけない、の話)
(↑夫に「息子に性教育はしなくて大丈夫」と言われた時の妻の反応)
ゆるい印象から始まりますが、
- 内容は、めちゃくちゃ実践的
- まず何からおしえればいいのか
- どう伝えればいいのか
具体的にレクチャーしてくれますよ!
「おうち性教育はじめます」内容の一例を紹介
性教育は幼児期(3才~10才)から始めるのがベスト
性教育といえば中高生(思春期)と思いがちですが、実は幼児期から始めるのがベストらしい。
ウサギ先生「思春期の子どもに”突然”性の話をするなんて、ものす~~~ごく!ハードルの高いことだと思わない?」
たしかに!
ちょっと私自身の話ですが、うちの実家では、性の話ってなんとなくタブーだったんですよ。
- 「赤ちゃんはおへそから出てくる」と教えられる
- 姉に初経がきたときは、母親に言えなかったそう(恥ずかしくて)
幼児期どころか思春期になっても、家庭での性教育なんてなかったです。(そういう時代だったんでしょう)
でも、わが娘たちにはそんな思いはさせたくない!!
とくに初経を母親に言えないなんて…めっちゃ悲しい。姉、心細かっただろうなぁ。
現在、わが娘たちには、
- お股に赤ちゃんの出てくる穴があるよ~
- もしパンツに血がついてたら、すぐ教えてね!(生理の話はしてます)
て言ってます。
ちょっと脱線してしまいましたが、幼児期なら、性の話もハードル低くお話できます。
今後来る思春期に向けて、親も、準備しときましょう♪
幼児への性教育って何?プライベートパーツの話から始めよう
こどもに性教育って言っても、一体何を話すのか、わからないですよね?
この本では、まず何から教えたららいいのか?についても、具体的に説明してくれます。
ウサギ先生「そもそもからだは全部その人のものだけど、その中でも特に『プライベートパーツ』と言って、他人が(親であっても)勝手に、触ったり触らせたり、見ようとしたり見せたり、してはいけない部分がある。」
プライベートパーツはこの4つの部分。
- くち
- 胸
- 性器
- おしり
ウサギ先生「プライベートパーツを勝手に触ったり見ようとしてきた人には、『嫌だ!!』といい逃げるように教えてほしい」
なるほど~。
プライベートパーツの話、いいですよね。
こどもにも話しやすい。お風呂とかでいつでも話ができます。
それに、
知らない人(知ってる人かも…)が近づいてきたときに、こども自身が察して逃げることができたら、犯罪に巻き込まれる可能性が低くなる。
ネットつながりでの、「裸の写真送ってくれたら○○あげるよ~」みたいなのに、送っちゃうこともなくなるかも。
- プライベートパーツは自分だけの大事なもの
くり返し、伝えていきたい大事な事なんですね。
だから、こどものおしりは親がふざけて触ってはいけません!
↑共感しかない(笑)
ちなみにうちの次女(6才)、今までさんざん、おしりを「かわいいね~」「いいおしりね~」と(親が)触ってきたせいで、
次女「おしりはプライベートパーツじゃない!」
と言い張ってます…。
触ってもらうの嬉しくなってしまったようです…褒められるし。
…失敗したぁ~(-_-;)
プライベートパーツ、根気よく教えていきます。
どう伝える?受精と性交の話
この質問、いつ飛んでくるかわかりません。
- どうやってママのお腹に入ったの?
- ママから生まれたのにどうしてパパに似てるの?
ちなみに、回答のページ。小さくてすみません。
スマホからだと文字が小さすぎて読めないと思いますが、雰囲気だけでも。
★解答例★
精子と卵子の話 ⇒ お魚の受精の話 ⇒ 人間の受精のやり方(精子と卵子は水の中で生きていけないため、おちんちんで送り込む)
一例で、こんな流れを紹介してくれてます。
やっぱちょっと…説明するのは、恥ずかしいですね。
ここでのポイントは、親は答える自主練しておくこと。
一人でぶつぶつ言ってもいいし、夫婦やママ友とやってもいいですと。とにかく、声に出すことで、抵抗感が薄れ、だんだん慣れていくそうです。
どんとこい!って思えるように、自主練頑張ります。
こんなときどうする?性の話Q&A
- うんち、おしっこ、ちんちんなどを連呼するので困っています
- 性器さわりをしているのを見てしまいました
- 家族団らん、テレビでベッドシーンを見たら
- 子どもがAV、アダルトサイトを見ていた
- パートナーが性教育に無理解、非協力的
- 避妊について、いつどう伝えればいい?
- 子どもはいつからセックスしていいんだろう?
Q&Aのコーナーでは、これらの質問にウサギ先生が答えてくれます。
どれもこれも、実際困ることや、これから通る道ですよね。
親が心の準備をしておくことと、知識をもつことで、
- どうすればいいのか
- 伝えるべきこと
- 言わなくていいこと
- 伝えるなら、どう伝えるか
はっきりわかるようになりますよ。
ウサギ先生の回答は、知識に基づいた実践的な回答です。
男の子の性ってわからん!知っておきたいこと
男の子の性って正直、全くわからないですよね?
この本には、
- (幼児期)おちんちんの洗い方
- (幼児期)おちんちんを褒めよう
- (幼児期)ママといつまでお風呂に入っていい?
- (思春期)射精の仕組みを学ぼう
- (思春期)精通があったらどうする?
などなど、知っておきたいことがたくさん詰まってます。
ちなみに、「おちんちんを褒める」ことは、男の子が自分の体を好きになるための土台になっていく、らしい。
女の私にはよくわからない感覚ですが…。
なので、男の子ママにも必見の本だと思いますよ~。
まとめ
今回は、性教育の本の紹介でした。
少しでも、「面白そうかも…?」と思ったら、ぜひ読んでみてくださいね。
めっちゃ役立ちますし、小学3年生くらいなら、こどもにそのまま読ませてもOKな内容です。(長女は小3ですが、難しいながらも、なんとなく読んでます)
ちなみに、書店で店員さんに聞いて買うのはちょっと恥ずかしかったので、ネット購入がおススメです。
(↓アマゾンでのクチコミもすこぶる良いので、見てみて)
3~10才のこどもがいる親は、絶対読んでおくべき良い本!
これから来る思春期に備えて、知識を身に付けておきましょう♪
ではでは、最後までよんでいただきありがとうございました。
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