「子育て戦線異状あり!ファルコン隊長」甘やかし育児をズバッと叱ってほしい時に。

レビュー
レビュー本・漫画

子育てエッセイ漫画大好きです。

こども達のおバカな言動は、クスリと笑えるし、「あるある~ww」と共感もできて、癒されますよね。

今回は、そんな子育てエッセイ漫画の中でも、一線を画すものを紹介します。

「子育て戦線異状あり!ファルコン隊長」

普通の子育てエッセイ漫画と何が違うかっていうと…(てか、子育てエッセイ漫画と言っていいのかわかりませんが)

  • 要は、しつけの本
  • 親に対して、ズバッと厳しく𠮟ってくれる

今の世の中、育児に対してきちんと注意して叱ってくれる人がいないですよね。

誰かにズバッと言ってほしい時に読んでほしいです。

心が弱っているときは読んじゃダメ。

ファルコン隊長:しつけに悩んだら読んでみて

2013年発売の本なんですが、私これ、2回買ったんです。

発売当初に買って読み、1回手放したにもかかわらず、また買って今手元にあります。

なんで2回も買ったのか…子のしつけに悩んだからです

1回目に買った時は、長女はまだ0歳児。

しつけも何もない。あの時はオッパイやって寝かせてればよかった。

しかし現在、長女8歳・次女6歳。

  • 片付けできない
  • 自分でやらない
  • テレビ見すぎ
  • ゲームしすぎ

などなど…手に負えなくなってきて、

「これ…大丈夫?私、子育て、間違ってる??」

ああ~、なんか昔読んだぞ…、思い出せ、あの本だ、あの本を今また読むのだ。

「子育て戦線異状あり!ファルコン隊長」

だって、子育て、誰も叱ってくれないですよね。

学校の先生も、保育園の先生も、じいとばあも、職場の人も、ママ友も

  • まだ小さいからしょうがないよ~
  • みんな、そんなもんだよ~
  • これからできるようになりますよ~
  • ちゃんとやれてますよ~
  • ○○ちゃん(長女or次女の名前)、とってもいい子ですよ

てね、褒めてくれるの。または共感。

いや、わかるのよ。だって私もそう言うもん。

でも、ズバッと叱ってほしい時もある!

そんなときにおススメの本です。

お気に入りのファルコン隊長語録

ファルコン隊長は、主人公ママのママ友グループのリーダー的存在。

甘やかし育児をズバズバズバっと斬っていきます!

私が好きなファルコン隊長語録を紹介~。

お前らニート育ててんのか

(画像引用:子育て戦線異状あり!ファルコン隊長 エピソード1)

こどもが散らかしまくったリビングを

こどもにテレビを見せている間に

親が片付けた時のセリフ。

あぁぁ~、コレやっちゃう…

(ノД`)・゜・。

だって、こども自身にやらせるって、めっちゃ大変。私がやった方が早いじゃないですか…。

テレビ見せたら大人しくなるし…(;´・ω・)

でも、ニートは嫌だな。

まあでも、客観的に見たら、そうなんですよね。

  1. いらないものは捨てる
  2. 床に出てるものを元の場所に戻す

これだけなのに、なんでできないのか。

答え:ママがやってくれるから

あ~~。

「自立した大人を育てる」という意識をもって、子育てしなきゃいけんのですね。

ニート育ててちゃダメ。

親の甘さがゲームを毒にする

(画像引用:子育て戦線異状あり!ファルコン隊長 エピソード5)

ゲームで出てきたカタカナが読めないこどもに対し

親が読み方を教えてあげた時のセリフ。

これもやっちゃう…

ファルコン隊長いわく、「悪いのは使い方」だそうで。

ゲームねぇ、うまく使うの難しいよー。

ちなみに、ファルコン隊長は自分の子にゲームの制限はかけてなく、「たっぷりやれ」と言ってるらしい。

それもこれも、普段のしつけができているから、「たっぷりやれ」でも問題ないのかな。

てことは、普段のしつけちゃんとできてたら、ゲーム制限しなくても、ゲームやり過ぎることはなくなるのかな?

ゲームの何が問題かって、

やらせてる間は大人しくなって、親にも便利

これが大問題なんですよね。

  • 危なくない
  • 散らからない
  • 遊びに付き合わなくていい

こんな便利な道具、他にないですもん。「読書」とかしてくれるといいんですけど…。

あ、だから、こどもが小さかった頃。ゲームを一緒にしなきゃいけなかった頃は、やり過ぎることはなかったですね。親の方が先にギブアップ。

まぁ、ゲームやテレビ、ユーチューブは

  • やるべきことが終わったなら、好きにすればいい

こうなれることを目指していこうかと思います。

お手伝いとは 完全に自分のことをこなした者のみに許される行為

(画像引用:子育て戦線異状あり!ファルコン隊長 エピソード3)

こどもが散らかしまくった部屋をそのままに、

「お手伝いするぅう~」とコメ研ぎをやらせろと言ってきたときのセリフ。

コレもあるぅ~(;’∀’)

で、ファルコン隊長、結局お手伝い(コメ研ぎ)やらせます。

しかし!よくある「面白いトコかじるだけ」ではもちろん済ませません。

過程を丁寧にすべて教え、次からは本当のお手伝いができるようにさせます。

教えるの面倒くさっ!って思うでしょ?

私は思う。

でも、うちの子(6歳)、きちんと教えたら、コメ研ぎできるようになったんですよ…。

「3合セットしといてくれる?」で、炊飯器にセットまでやってくれます。(気が乗ったらですが)

こどもって、親が思っているよりも色々できるんですよね、たぶん。

親が面倒くさがって教えないだけでね。

ちょっと認識を改めようと思った一件でした。

(画像引用:子育て戦線異状あり!ファルコン隊長 エピソード3)

育てたように、子は育つ。見るべきは20年後。

子どもを8歳まで育てて思うことは、

  • 大きくなっても(自然と)できるようにはならない

てことです。うちの長女はまだ片付けができません。

たまにいるじゃないですか。

「親に勉強しろなんて言われたことない」(けど東大行ってたり)

なんていい子なんだ!いいなあ!!って思うんですが…冷静に考えると、

これは幼児期の土台がしっかりできた上でのこと。なんですよね。絶対。

つまりは

  • 幼児期に頑張って土台をつくれば、その後格段にラクできる

てことじゃないでしょうか??

うち、まだ間に合うかなぁ。

ま、この先考えると、今が一番若いから、今からでも土台作っていくしかないですね!

頑張ろう( `ー´)ノ

別にエリートになってほしいとは思ってないけど、将来、自立してほしいですね。精神的・経済的に。

10年、20年先を見て、今頑張る。後々のため!

まとめ

たくさんある育児エッセイ漫画でも、「あるある~うふふ♡」だけでは済ませない!

甘やかし育児をズバズバっと斬っていきます。

育児に悩むママさんはぜひ読んでみて。

子育て戦線異状あり!ファルコン隊長

面白いよ!

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